脱ブラック人生

怒りにまかせて書きなぐる「社畜というブラックな人生からの脱却」をめざすブログ

商品は人によって作られるものだから

仏政府が新法を作り、ルノー株を買い増ししてルノーへの影響力を高めているということで、その子会社の日産も多大な影響を受けます。それで、今仏政府がカルロス・ゴーンに要求しているのがルノーと日産の完全な合併。つまりは仏政府が欲しいのは日産ということになりますよね。ルノーは拒否しているといいますが果たしてどうなるでしょうか。

しかし、どうでしょう。日産をうまいこと手に入れられたとして、今後も今までの日産のように良いものを生み出していけるのでしょうか?いつでも良いモノを生み出していくのは人間です。日産車は日本人によって生み出されているからこそ、良いモノなのです。それを理解せずに日産を完全なフランス企業、つまり『ルノー日本』にしたところで何も良いことはありません。合併後、フランスへ本社を置けば日本人の技術者やデザイナーは減るでしょうし、そもそも日産だからこそ支持されてきた車たちなわけですから、仮に車名がそのままでブランドがルノーの『ルノーGT-R』になったりしたらブランド価値は地の底まで落ちます。てか、そんな変な車欲しいですか?結果、今のルノーと同じ状況になってしまうでしょう。

企業は利益を生み出すための集団です。・・・が、それは消費者に支持されるからこそ利益を生み出せるはず。日産は日産のままでこれからも利益を生み出していってほしいですよね。